みすず書房

フィリップ・クローデル

Philippe Claudel

1962年フランスのロレーヌ地方に生まれる。小説『忘却のムーズ川』(1999)でデビュー、その後もナンシー大学で文学と文化人類学を教えながら、『私は捨てる』(2000年度フランス・テレビジョン賞)『鍵束の音』 (2002)など着実に作品を発表してきた。2003年の『灰色の魂』(2004、みすず書房)により三つの賞を受賞して注目を浴びる。『リンさんの小さな子』(2005、みすず書房)『子どもたちのいない世界』(2006、みすず書房)も話題を呼び、2007年『ブロデックの報告書』(2009、みすず書房)では「高校生ゴンクール賞2007」を受賞した。さらに映画『ずっとあなたを愛してる』(2008)を監督、戯曲『愛の言葉を語ってよ』(2008)もパリで初演されるなど活躍の場を広げている。



映画『ずっとあなたを愛してる』公式サイトhttp://www.zutto-movie.jp/
(2009年12月26日(土)より銀座テアトルシネマにて公開、以降テアトル梅田・名演小劇場・シネリーブル神戸・シネリーブル博多駅ほか全国順次公開)