みすず書房

クロード・レヴィ=ストロース

Claude Lévi-Strauss

1908年11月28日ベルギーに生まれる。パリ大学卒業。1931年、哲学教授資格を得る。1935年、新設のサン・パウロ大学に社会学教授として赴任、人類学の研究を始める。1941年からニューヨークのニュー・スクール・フォー・ソーシャル・リサーチで文化人類学の研究に従事。1947年末パリに戻る。1959年コレージュ・ド・フランスの正教授となり、社会人類学の講座を創設。1973年アカデミー・フランセーズ会員に選出される。1982年コレージュ・ド・フランス退官。2008年プレイヤード叢書(ガリマール社、フランス)全1冊の著作集Œuvres刊。2009年10月30日、100歳で逝去。著書『親族の基本構造』(1949)〔馬淵・田島監訳、全2巻、番町書房、1977/78、福井和美訳、青弓社、2000〕、『人種と歴史』(1952)〔荒川幾男訳、みすず書房、1970〕、『悲しき熱帯』(1955)〔川田順造訳、全2巻、中央公論社、1977、中公クラシックス、2001〕、『構造人類学』(1958)〔荒川幾男他訳、みすず書房、1972〕、『今日のトーテミスム』(1962)〔仲澤紀雄訳、みすず書房、1970〕、『野生の思考』(1962)〔大橋保夫訳、みすず書房、1976〕、『神話論理』四部作『生のものと火を通したもの』(1964)〔早水洋太郎訳、みすず書房、2006〕『蜜から灰へ』(1966)〔早水洋太郎訳、みすず書房、2007〕『食卓作法の起源』(1968)〔渡辺公三他訳、みすず書房、2007〕『裸の人』(1971)〔吉田・渡辺・木村他訳、二分冊、みすず書房、2008/10)、『仮面の道』(1975)〔山口・渡辺訳、新潮社、1977、新版、山口・渡辺・渡辺訳、ちくま学芸文庫、2018〕、『神話と意味』(1978)〔大橋保夫訳、みすず書房、1996〕、『構造・神話・労働——クロード・レヴィ=ストロース日本講演集』(大橋保夫編、みすず書房、1979)、『はるかなる視線』(1983)〔三保元訳、全2巻、みすず書房、1986/88〕、『パロール・ドネ』(1984)〔中沢新一訳、講談社選書メチエ、2009〕、『やきもち焼きの土器つくり』(1985)〔渡辺公三訳、みすず書房、1990〕、『遠近の回想』(共著、1988、増補、1990)〔竹内信夫訳、みすず書房、1991、増補新版、2008〕、『現代世界と人類学——第三のユマニスムを求めて』(川田・渡辺訳、サイマル出版会、1988、改題『レヴィ=ストロース講義——現代世界と人類学』、平凡社ライブラリー、2005)、『大山猫の物語』(1991)〔渡辺公三監訳、みすず書房、2016〕、『みる きく よむ』(1993)〔竹内信夫訳、みすず書房、2005〕、『ブラジルへの郷愁』(1994)〔川田順造訳、みすず書房、1995、中央公論新社、2010〕、『サンパウロへのサウダージ』(1995)〔今福龍太訳、みすず書房、2008〕、『月の裏側——日本文化への視角』(2011)〔川田順造訳、中央公論新社、2014)、『われらみな食人種(カニバル)』(2013)〔渡辺公三監訳、泉克典訳、創元社、2019〕他。