みすず書房

宇佐見英治

うさみ・えいじ

1918-2002。詩人、仏文学者。大阪に生まれる。1941年東京大学文学部倫理学科卒業。明治大学名誉教授。著書『縄文の幻想』(淡交社、1974、平凡社ライブラリー、1998)『迷路の奥』(みすず書房、1975)『辻まことの思い出』(湯川書房、1978、のち「追記と補注」、短章、小論三篇を加えて編み、みすず書房、2001)『石を聴く』(朝日新聞社、1978)『雲と天人』(岩波書店、1981)『三つの言葉』(みすず書房、1983)『一茎有情——対談と往復書簡』(志村ふくみと共著、用美社、1984、ちくま文庫、2001)『方円漫筆』(みすず書房、1992)『樹と詩人』『石の夢』(以上筑摩書房、1994)『戦中歌集 海に叫ばむ』(砂子屋書房、1995)『明るさの神秘』(小平林檎園、1996、みすず書房、1997)『死人の書』(東京創元社、1998)『見る人』(みすず書房、1999)。編書 矢内原伊作『ジャコメッティ』(武田昭彦と共編、みすず書房、1996)。訳書 H・リード 『イコンとイデア』(みすず書房、1957)、G・バシュラール『空と夢』(法政大学出版局、1968)、『ジャコメッティ エクリ』(共訳、みすず書房、1994)他。