みすず書房

B・L・ヴァン・デル・ウァルデン

Bartel Leendert van der Waerden

1903-1996。オランダに生れ、ゲッチンゲン、ハンブルク両大学に学び、現代代数学の開拓者E・ネータ女史に師事。フローニンゲン、ライブツィヒ、ボルチモア、アムステルダムの各大学教授を経て、1951年よりチューリッヒ大学教授。代数学、幾何学、また1940年代からは数学史や科学史の領域でもそれぞれ指導的役割を果たしてきた。主著 Moderne Algebra I, II (1930-31; 邦訳『現代代数学』、東京図書)、Einfuhrung in die algebraische Geometrie (1939), Grouptheory and Quantum Mechanics (1974), Science Awakening II (1974) ほか。