みすず書房

上芝功博

うえしば・よしひろ

1935年京都に生れる。1957年京都大学文学部心理学科を卒業後、法務技官として主として非行少年の診断・鑑別業務に従事し、1995年東京少年鑑別所長を最後に退官。同年から2000年まで千葉大学教育学部教授。現在 甲南大学大学院非常勤講師。1969年から1970年にかけて、ニューヨークのポストグラジュエイト・センター・フォア・メンタルヘルスに留学。著書「犯罪者の心理診断」(『犯罪心理学』新曜社、1974)「ロールシャッハテスト」(『心理検査学』垣内出版、1975)『臨床ロールシャッハ解釈の実際』(垣内出版、1977)。訳書 ピオトロフスキー『知覚分析』(新曜社、1980)ほか。