みすず書房

フランセス・スポールディング

Frances Spalding

美術史家、美術評論家、伝記作家で、王立文学協会特別会員、王立美術専門学校名誉特別研究員でもある。著書に、伝記作品として本書『ヴァネッサ・ベル』のほかに、いずれも大著の『ロジャー・フライ』『ダンカン・グラント』『ジョン・ミントン』があり、美術書として『バーン=ジョーンズと後期ヴィクトリア時代人』『ホイッスラー論』『1900年以降のイギリス美術』などがある。過去20年間、イギリス美術に関する論文を多数発表しており、近著にはテート・ギャラリー100年記念事業の一つとして委託されて著した『テート・ギャラリーの歴史』がある。彼女はまた『チャールストン・マガジン』(チャールストン・トラスト刊)の編集者でもある。