みすず書房

シグマンド・ノイマン

Sigmund Neumann

1904年5月1日、ドイツのライブツィッヒに生まる。ハイデルベルヒ、グルノーブル、ライプツィッヒの諸大学で歴史、経済、政治などを研究し、ライプツィッヒ大学(1926-28)、ベルリンの政治大学(Deutsche Hochschule fur Politik)(1928-33)で教鞭をとる。ナチスの政権獲得により1933年イギリスに渡り、ついで1934年アメリカに渡る。1934年からウェスリアン大学で政治学、近代史を講義する。第二次大戦後はミュンヘン大学教授(1949)、イェール、ハーバード、コロンビア各大学の客員教授を歴任、またメイン、スタンフォード、プリンストン等の論大学にも関係した。1962年秋死去。主著には『ドイツ政党論』(1932)『現代史——未来への道標』(1946、邦訳岩波書店、1956)、編著としては『政党——比較政治学的研究』(1956、邦訳みすず書房、1960-61)がある。