みすず書房

ルイ・マラン

Louis Marin

1931年グルノーブル生まれ。高等師範学校卒業。文学博士。カリフォルニア州立大学サン・ディエゴ校、ジョンズ・ホプキンズ大学を経て、パリの社会高等研究院教授。ユベール・ダミッシュらとともに同研究院に「美術史=理論講座」を開設。1992年死去。パスカル研究に発して、記号学的手法によりながら美術・思想・文学などにかんして幅広い著作を残した。邦訳された著書に、『絵画の記号学』(岩波書店)、『絵画を破壊する』『ユートピア的なもの』『声の回復』『語りは罠』『食べられる言葉』(法政大学出版局)がある。