みすず書房

アントネッラ・アンニョリ

Antonella Agnoli

1952年セルヴァ・ディ・カドーレ生まれ。図書館アドバイザー。1977年ヴェネツィアにスピネア図書館を開館させ、2000年まで館長を務める。2001年から2008年まで、学術部長としてペーザロの新図書館〈サン・ジョヴァンニ〉の計画・実現にたずさわる。パブリック・スペースの環境作りから公共サービス、司書教育に関するアドバイザーとして、ボローニャ〈サラ・ボルサ〉、フィレンツェ〈オブラーテ〉などさまざまな図書館と協働、ロンドンの〈アイデア・ストア〉では子ども部門を担当。2017年よりレッチェ市長補佐官(文化政策担当)として、図書館を基点とした町づくりに尽力している。著書に『知の広場——図書館と自由』(ラテルツァ、2009年/邦訳みすず書房、2011年)『拝啓 市長さま、こんな図書館をつくりましょう』(ビブリオグラフィカ、2011年・2014年/邦訳みすず書房、2016年)。図書館ジャーナル『今日の図書館(Biblioteca Oggi)』をはじめ、日刊紙『マニフェスト』『レプッブリカ』へも数多く寄稿している。