みすず書房

エーファ・ヴァイスヴァイラー

Eva Weissweiler

著作家。1951年ドイツ西部のメンヒェングラトバハ生まれ。ケルン在住。ボン大学で音楽学、ドイツ文学を学び、1976年同大学で博士号を取得。著作として二編の小説、そして『オットー・クレンペラー』(明石政紀訳、みすず書房)のほか以下の人物や家族を扱った四冊の伝記がある——クラーラ・シューマン、カール・マルクスの娘トゥッシー、《マックスとモーリッツ》で知られる伝説的な風刺画家ヴィルヘルム・ブッシュ、フロイト一家。また、中世から現代にいたる女性作曲家列伝などを著すほか、ローベルトとクラーラのシューマン夫妻、あるいはファニーとフェーリクスのメンデルスゾーン姉弟のあいだで交わされた書簡の編纂もおこなっている。