みすず書房

J・K・ザヴォドニー

J. K. Zawodny

1921-2012。ワルシャワに生まれる。1944年、国内軍(AK)少尉としてワルシャワ蜂起に参加、敗北して南ドイツの捕虜収容所に送られる。解放後は中尉としてアンデルス将軍指揮下のイタリア戦線で戦う。1948年、ソ連傀儡政権がポーランドに成立すると、渡米して帰化。スタンフォード大学で博士号取得。その後プリンストン、オクスフォード、ワシントン各大学他で政治学と国際関係論を教える。1979-1984、カーター、レーガン両政権で国家安全保障会議顧問を務める。著書 Death in the Forest: The Story of the Katyn Forest Massacre (1962)〔『消えた将校たち——カチンの森虐殺事件』中野五郎・朝倉和子訳、根岸隆夫解説、みすず書房、2012〕, Nothing but Honor: The Story of the Warsaw Uprising, 1944 (1978), The Warsaw Uprising in Combat and Diplomacy (1994)、Motyl na Sniegu (Butterfly in the Snow) (2004)他。