みすず書房

佐藤直樹

さとう・なおき

1953年、岐阜市生まれ。東京大学理学部生物化学科卒業。同大学院理学系研究科博士課程生物化学専門課程単位取得退学、同年、理学博士。東京学芸大学教育学部助教授、埼玉大学理学部教授をへて、2004年より東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻・生命環境科学系教授。専門は植物ゲノム・生命科学・生物情報解析など。著書に『エントロピーから読み解く 生物学──めぐりめぐむ わきあがる生命』(裳華房)、『40年後の『偶然と必然』──モノーが描いた生命・進化・人類の未来』(東京大学出版会)、共著に『光合成の科学』(同)、『生命科学』(羊土社)など。訳書にクリストフ・マラテール『生命起源論の科学哲学──創発か、還元的説明か』、ジャン・ドゥーシュ『進化する遺伝子概念』、ミシェル・モランジュ『生命科学の歴史——現代の生命思想を理解するために』(以上みすず書房)など。