みすず書房

野見山暁治

のみやま・ぎょうじ

1920-2023。福岡県生まれ。43年東京美術学校油画科卒業。応召、45年福岡で終戦を迎える。52-64年滞欧。58年安井賞受賞。68年東京藝術大学助教授(72年教授)、81年辞職。92年芸術選奨文部大臣賞、94年福岡県文化賞、96年毎日芸術賞、2000年文化功労者顕彰、2014年文化勲章を受ける。 全国の戦没画学生の遺作を窪島誠一郎氏とともに収集、それらを展示保存する「無言館」(長野県上田市)設立にも尽力した。102歳で死去。『四百字のデッサン』(78年度日本エッセイスト・クラブ賞)『さあ絵を描こう』『パリ・キュリィ病院』『遠ざかる景色』『絵そらごとノート』『一本の線』『署名のない風景』『うつろうかたち』『アトリエ日記』『続アトリエ日記』『異郷の陽だまり』『続々アトリエ日記』など著書多数。