みすず書房

外口玉子

とぐち・たまこ

1937年千葉県生まれ。1960年東京大学医学部衛生看護学科卒業後、保健所保健師、病院看護師長、東京大学医学部保健学科助手、ボストン大学大学院留学を経て、1973年東京都精神医学総合研究所主任研究員。1986年「地域ケア福祉センター」を有志で立ちあげ、1989年、精神障害者の社会参加と地域での生活を支援する「社会福祉法人かがやき会」を設立。その間、大学教員、衆議院議員を務める。現在、「かがやき会」理事長・地域ケア福祉研究所所長。保健学博士。著書『人と場をつなぐケア』(1988、医学書院)、共著『精神科看護の展開』(1967、医学書院)、『問われ、問いつづける看護』(1977、星和書店)、『“困りごと”からケアは始まる』(2008、ゆう書房)、共編著『らい看護から』(1980、日本看護協会出版会)他多数。