ティモシー・フェリス

1944生まれ。作家。カリフォルニア大学バークレー校名誉教授。おもに宇宙科学や天文をテーマとし、ニューヨーカー誌、ナショナル・ジオグラフィック誌、フォーブズ誌、ニューヨーク・タイムズ誌など、多くの媒体で活躍する。SEEING IN THE DARK: How Amateur Astronomers Are Discovering the Wonders of the Universe〔『スターゲイザー——アマチュア天体観測家が拓く宇宙』、桃井緑美子訳、みすず書房、2013〕のほかに、ピュリッツアー賞候補作となったComing of Age in the Milky Way（1988）〔『銀河の時代──宇宙論博物誌』、野本陽代訳、工作社、1992〕、The Whole Shebang: A State-of-the-Universe（s） Report （Simon & Schuster, 1997）、スティーヴン・ホーキングらとの共著、The Future of Spacetime（W. W. Norton, 2002）〔林一訳『時空の歩き方──時間論宇宙論の最前線』、早川書房、2004〕など、多数の著書がある。また、映像ドキュメンタリーをこれまでに3作品制作し、いずれもアメリカ公共放送サービス（PBS）により放映された。その一つは本書を原作とする"SEEING IN THE DARK"であり、ほかに"THE CREATION OF THE UNIVERSE"、"LIFE BEYOND EARTH" （http://www.pbs.org/lifebeyondearth）がある。自身、アクティブなアマチュア天文家であり、1977年に打ち上げられたボイジャー探査機が搭載する「ゴールデンレコード」をプロデュースした経歴も持つ。