みすず書房

ジェローム・フェラーリ

Jerome Ferrari

1968年パリ生まれの作家・翻訳家。両親ともフランス南部コルシカ島の出自。パリ第一大学で哲学教授資格を取得後、コルシカ島の高校で哲学を教えるかたわら同島バスティアで哲学カフェを主催。以後、アルジェ(アルジェリア)やアジャクシオ(コルシカ)で2012年まで、アラブ首長国連邦のアブダビで2015年まで、教員を続ける。2001年に短篇集『死の多様性』でデビュー、それ以降の創作活動により、ランデルノー賞、フランス・テレビ小説賞のほか、2012年の小説『ローマ陥落についての説教』でゴンクール賞を受賞。最新作はエッセー『何かが起こっている』(2017年)。