宇垣一成日記 1
- 校訂
- 角田順
本書は、宇垣一成(1868-1956)がドイツ滞在(1902年)時代より死去するまで書き綴った日記である。
著者自身直接その衝に当り、また渦中にあった政治問題――軍縮、統帥権問題、大陸政策、参謀総長後任問題などは、著者と西園寺公望との頻繁な接触と深く関連したものであり、ここに本書において初めて知られる重要な事実提示がある。
その他田中内閣末期の田中・宇垣会談、政党政治の裏面、政治家の行動などの記録は、大正より昭和にかけての政治の実態を検討するさいの不可欠のものといえよう。
著者の生涯は、近代日本の軍と政治の結合形態の一つの典型であったといえる。国家枢要の地位にあった人物による、かくも長期にわたる個人の記録は、テーマ、内容、量において他に類がない。
〔I〕には昭和6年6月までを納めた。
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「宇垣一成日記 1」の書籍情報:
- A5判 タテ210mm×ヨコ148mm/816頁
- 定価 7,350円(本体7,000円)
- ISBN 4-622-01720-2 C3021
- 1968年3月25日発行
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