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災害の襲うとき

カタストロフィの精神医学

WHEN DISASTER STRIKES


「強度のストレスという条件のなかで人間がどのように反応するか、またそのようなストレスを受けている個人、家族、社会をどうすればもっとうまく救済できるかについて、より多くのことを学びたい者は、ぜひこの本を読むべきである。(J.ボウルピー、タヴィストック人間関係研究所)

自動車事故から台風や地震、火災、さらに放射能汚染や環境破壊まで、現代人はつねに災害の脅威にさらされている。本書は詳細なデータをもとに、災害の本質、死と生存、立ち退きと再定着など、災害の諸相をくまなく考察している。とりわけ本書の特色は。災害の心理学的な検討だけにとどまらず、災害時の恐ろしい体験をした人々が深刻な心の傷を負うこと、さらに救援に当たる人々までが「隠れた被害者」として精神的打撃を受けることを明らかにし、その対処法を示した点にある。災害のもたらす精神的後遺症を分析した本書は、災害の研究・対策に新しい視点を導きいれた。誰もが「災害」の立会い人である現代において、本書は何びとにも読まるべき書物といえよう。また被災者のケアに当たる精神科、心理相談関係者にとっては必読の書であろう。著者は現在、オーストラリア・クイーンズランド大学精神医学科主任教授、国立ブリスベーン病院精神科医長である。


「災害の襲うとき」の著訳者:

ビヴァリー・ラファエル
Beverley Raphael
1957年オーストラリア・シドニー大学医学部卒業。医学博士(精神医学)。ニューキャッスル大学医学部教授(1978-87)、オーストラリア予防精神医学センター所長(1979-87)、オーストラリア・ニュージーランド精神科医師会長(1983-85)、クイーンズランド大学医学部精神医学科主任教授、国立ブリスベーン病院精神科医長などを歴任。著書『死別の構造』(Basic Books、1983)などのほか研究論文多数。
※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
石丸正
いしまる・ただし
1930年愛媛県宇和島市に生れる。1953年東北大学文学部英文科卒業。読売新聞社英字新聞部次長などを経て、現在は松山東雲女子大学名誉教授(時事英語学)。著書『英語のなかの日本』(中公新書、1986)、訳書『非言語コミュニケーション』(新潮選書、1987)ほか。
※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

この本の関連書


「災害の襲うとき」の画像:

災害の襲うとき

「災害の襲うとき」の書籍情報:

四六判 タテ188mm×ヨコ128mm/512頁
定価 3,675円(本体3,500円)
ISBN 4-622-03632-0 C1036
1995年2月23日発行

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