災害の襲うとき
カタストロフィの精神医学
WHEN DISASTER STRIKES
- 著者
- ビヴァリー・ラファエル
- 訳者
- 石丸正
「強度のストレスという条件のなかで人間がどのように反応するか、またそのようなストレスを受けている個人、家族、社会をどうすればもっとうまく救済できるかについて、より多くのことを学びたい者は、ぜひこの本を読むべきである。(J.ボウルピー、タヴィストック人間関係研究所)
自動車事故から台風や地震、火災、さらに放射能汚染や環境破壊まで、現代人はつねに災害の脅威にさらされている。本書は詳細なデータをもとに、災害の本質、死と生存、立ち退きと再定着など、災害の諸相をくまなく考察している。とりわけ本書の特色は。災害の心理学的な検討だけにとどまらず、災害時の恐ろしい体験をした人々が深刻な心の傷を負うこと、さらに救援に当たる人々までが「隠れた被害者」として精神的打撃を受けることを明らかにし、その対処法を示した点にある。災害のもたらす精神的後遺症を分析した本書は、災害の研究・対策に新しい視点を導きいれた。誰もが「災害」の立会い人である現代において、本書は何びとにも読まるべき書物といえよう。また被災者のケアに当たる精神科、心理相談関係者にとっては必読の書であろう。著者は現在、オーストラリア・クイーンズランド大学精神医学科主任教授、国立ブリスベーン病院精神科医長である。
「災害の襲うとき」の著訳者:
この本の関連書
「災害の襲うとき」の画像:
「災害の襲うとき」の書籍情報:
- 四六判 タテ188mm×ヨコ128mm/512頁
- 定価 3,675円(本体3,500円)
- ISBN 4-622-03632-0 C1036
- 1995年2月23日発行






