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ロラン・バルト伝
ROLAND BARTHES 1915-1980
- 著者
- ルイ=ジャン・カルヴェ
- 訳者
- 花輪光
「もし私が作家で、死んだとしたら、私は自分の生涯が、友情に満ちたおおらかな伝記作者の配慮によって、あるいくつかの細部、あるいくつかの好み、あるいくつかの声の抑揚、つまり、あるいくつかの《伝記素》(ビオグラフェーム)に還元されることを、どれほど望むことか。そうした伝記素は、その弁別性と可動性とによって、いかなる運命にも組み込まれることなくあちこちを動きまわり、これもまた四散することを約束されたある未来の肉体に、エピクロスの原子のように触れに行くことができるだろう」(ロラン・バルト)バルトは生前、自分の伝記について巧妙な予防線を張りめぐらし、また自ら挑発的な伝記『彼自身によるR・B』を書いた。本書は、この危険を突破して、多くの伝記的細部を収集し、隠されたバルトの物語=歴史を明らかにした、初めての、刺戟的な伝記である。『零度のエクリチュール』から『明るい部屋』まで、両親の家系から謎めいた事故死までバルトの生涯を辿りつつ、著者は併せて、フーコーやレヴィ=ストロース、ラカン、ソレルス、クリステヴァなどとの交友関係をも詳細に描いている。バルトと現代フランス思想史の理解に必須の伝記=文献と言ってよかろう。
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この本の関連書
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「ロラン・バルト伝」の書籍情報:
- 四六判 タテ188mm×ヨコ128mm/584頁
- 定価 5,040円(本体4,800円)
- ISBN 4-622-04566-4 C0098
- 1993年10月8日発行






