みすず書房

バッハ、モーツァルト、ワーグナーからシェーンベルク、バルトークまで、詩というもっとも古い楽器によって、古今25人の音楽家と音楽の「生の核心」をあざやかに掬いとった連作詩篇。

目次

はじめに……
樹、日の光り、けものたち
聴くこと
まだ失われていないもの

黙されたことば
  音楽
  トロイメライ
  エレジー
  世界が終わるまえに
  短い人生
  自由のほかに
  ポロネーズ
  樫の木のように
  イタリアの人
  一番難しい生き方
  ボヘミアの空の下
  幻のオペラ
  ひろがりのなかへ
  われわれの隣人
  聖なる愚者
  牧神の問い
  怒りと悲しみ
  無言歌
  人生のオルガン
  ファンタジー
  ワーグナーの場合
  冬の光り
  ニューイングランドの人
  イン・メモリアム
  そうでなければならない
森の中で

ファイア・カンタータ

あとがき