詩人、仏文学者。1918年大阪に生れる。1941年東京大学文学部卒業。元明治大学教授。著書『ピエールはどこにいる』(東京創元社、1957)『縄文の幻想』(淡交社、1974)『迷路の奥』(みすず書房、1975)『秋の眼』(湯川書房、1975)『石を聴く』(朝日新聞社、1978)『辻まことの思い出』(湯川書房、1978)『夢のロ』(湯川書房、1980)『雲と天人』(岩波書店、1981)『三つの言葉』(みすず書房、1983)『対談 ジャコメッティについて』矢内原伊作と共著(用美社、1983)『一茎有情——対談と往復書簡』志村ふくみと共著(用美社、1984)『手紙の話』(私家版、1988)。編訳『ジャコメッティ 私の現実』矢内原伊作と共編(みすず書房、1976)。訳書 リード『イコンとイデア』(みすず書房、1957)バシュラール『空と夢』(法政大学出版局、1968)他。