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言葉の向こうから
- 著者
- 吉田加南子
『詩のトポス』から7年、著者初めてのエッセイ集である本書において、文章と講演録は同じ比重を持っている。「詩、文学、絵、書などをテーマとしたもの、風景をめぐって書かれたものがある。万葉集やフランス文学や日本の現代詩についてふれたものがあり、自分自身の詩について語っているものがある。このエッセイ集のテーマを――これらの文をまとめさせたものをあえて言うなら、わたしなりの世界との出会いということになるだろうか」(あとがき)
ソニア・リキエル、デュブーシェ、デュパン、ジャコメッティ、ブラン・ヴァン・ヴェルデ、宮沢賢治、中原中也、有間皇子、世阿弥……。これらの固有名の向こう側から立ちのぼる匂い。やって来る光の息吹き。そうした世界との出会いを記す言葉は、ときに華やぎ、ときに口ごもる。けれども、見つめ、見つめ返されながら、高見順賞を受けた詩集『定本 闇』の詩人は、世界の分厚さのなかに分け入りつつ、その声にこたえようと試み、その軌跡がここにある。
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「言葉の向こうから」の書籍情報:
- 四六判 タテ188mm×ヨコ128mm/304頁
- 定価 2,835円(本体2,700円)
- ISBN 4-622-04714-4 C0095
- 2000年10月5日発行






