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人間に未来はあるか【新装版】
「生命操作」の時代への警告
THE BIOLOGICAL TIMEBOMB
- 著者
- ゴードン・R・テイラー
- 訳者
- 渡辺格
- 訳者
- 大川節夫
〈この訳書が二十数年前に発行された時は、多くの方々に読まれ、大きな波紋を投じたが、一種の未来科学物語として忘れられ、絶版になっていた。しかし今、生物学は生命科学として、DNA(生命情報)の解読と操作、生殖技術の急進展などにより、“生命操作”という未知の暗黒の世界に私たちを突き入れてしまった。
ルイーズちゃんの誕生(1978)以来試験管ベビーは日常のこととなり、クローン動物も羊以外にも多く誕生しつつある。この本は、このような生命操作、ひいては脳(心)の操作の時代のくることを、年代的に予言しており、翻訳しながらも、ぞくぞく寒気のしたことを思い出す。遺伝子診断、遺伝子治療、クローン人間、動物の頭のすげかえなどが、現実的話題になっているときに、長い間手に入らなかった本書が、多くの人々に改めて読まれることになったことは、訳者として大いに喜ばしい〉(渡辺格)
本書は、生物学的時限爆弾がもたらすであろう効果と、その爆発の時期について、身の毛のよだつようなショッキングな物語を繰り広げる。人工移植、人工臓器の技術の進歩がもたらす人間冷凍の開発、それにともなう人類の数多くの病気からの解放と寿命の延長、遺伝子工学によって作られる優秀家畜のような人間のエリート族、さらに脳生理学と新しい薬物の進歩による、人間の感情の操作と知能の改善…
このような予見可能な具体例をあげながら、著者はかかる事態に対する人間の英知、新たなる法や倫理の重要性を説く。まさに今日求められるべき必読書であろう。
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この本の関連書
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「人間に未来はあるか【新装版】」の書籍情報:
- 四六判 タテ188mm×ヨコ128mm/272頁
- 定価 2,625円(本体2,500円)
- ISBN 4-622-04935-X C0045
- 1998年3月20日発行






