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みすずライブラリー 第2期

マラーノの系譜

著者
小岸昭

カトリックによる宗教統制を掲げる15世紀末のスペイン。追放か改宗かを迫られ、たび重なる異端審問の弾圧を前に改宗を受け入れた者たちは、古いスペイン語で豚を意味する「マラーノ」の名で呼ばれた。
スペイン、ポルトガルからエリザベス朝ロンドン、自由都市アムステルダムへ、反ユダヤ主義の風潮が強まりをみせた19世紀ドイツ。さらに文学作品に描かれた世界を舞台に、改宗ユダヤ人の引き裂かれた内面と、その昇華精神‐サブライムの展開をたどる。


「マラーノの系譜」の著訳者:

小岸昭
こぎし・あきら
1937年北海道に生まれる。1963年京都大学大学院文学研究科卒業。ドイツ文学専攻。現在京都大学総合人間学部教授。著書『カフカの解読』(共著、駸々堂、1982)『欲望する映像』(駸々堂、1985)『離散するユダヤ人』(岩波書店、1997)。訳書ゲーテ『文学論』(潮出版社、1984)、ショーレム『カバラとその象徴的表現』(法政大学出版局、1985)、デッシャー『水晶の夜』(人文書院、1990)、ヨベル『スピノザ 異端の系譜』(共訳、人文書院、1998)ほか。
※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

この本の関連書


「マラーノの系譜」の画像:

マラーノの系譜

「マラーノの系譜」の書籍情報:

四六判 タテ188mm×ヨコ128mm/336頁
定価 2,625円(本体2,500円)
ISBN 4-622-05026-9 C0322
1998年6月19日発行

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