みすず書房

「医学に臨床講義あり法学に判例研究あると同様の意味で、政治の学問に“政論”が」必要という信念から、吉野作造が行った日本政治の臨床診断の記録である。本書では大正十五年の出来事の政治的見識を発揮する。

[1988年5月初版発行]