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裏切られた民主主義

戦争とプロパガンダ 4

WAR AND PROPAGANDA 4


わたしたち一人一人が声を上げて、抗議の行進に加わらなければならない――今こそ、そして何度も、何度も。
イラク戦争とは何だったのか。アメリカは、いやアメリカを牛耳ろうとしているウォルフォウィッツ、パール、ラムズフェルドをはじめとするネオコン第二世代とブッシュは、他社への理解などおかまいなしに、中東地図をどう塗り替えようとしているのか。そこに登場するカナン・マキヤとは?
一方、アメリカはそれほどまでに無力で一元的なのか。もう一つのアメリカがあるのではないか。現実をみつめるサイードの眼は、曇りがない。

好評の『戦争とプロパガンダ』シリーズ第4弾、「ヨーロッパvs.アメリカ」「イラクについての誤情報」「緊急課題」「ゆるしがたい無力」「偽善の金字塔」「責任者は誰だ?」「もう一つのアメリカ」「ラガドのアカデミー」の8本(2002.11-2003.4)を収録。今の世界で起ころうとしていることを、サイードとともに考えたい。


「裏切られた民主主義」の著訳者:

エドワード・W・サイード
Edward W. Said
1935年11月1日、イギリス委任統治下のエルサレムに生まれる。カイロのヴィクトリア・カレッジ等で教育を受けたあと合衆国に渡り、プリンストン大学卒業、ハーヴァード大学で学位を取得。コロンビア大学英文学・比較文学教授を長年つとめた。2003年9月歿。邦訳されている著書に『オリエンタリズム』(平凡社、1986、ライブラリー版1993)『イスラム報道』(みすず書房、1986、増補版2003)『始まりの現象』(法政大学出版局、1992)『音楽のエラボレーション』(みすず書房、1995、新装版2004)『知識人とは何か』(平凡社、1995、ライブラリー版1998)『世界・テキスト・批評家』(法政大学出版局、1995)『パレスチナとは何か』(岩波書店、1995、現代文庫版2005)『ペンと剣』(クレイン、1998、ちくま学芸文庫版2005)『文化と帝国主義』(全2巻、みすず書房、1998、2001)『遠い場所の記憶 自伝』(みすず書房、2001)『戦争とプロパガンダ1・2』(みすず書房、2002)『イスラエル、イラク、アメリカ――戦争とプロパガンダ3』(みすず書房、2003)などがある。
※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
中野真紀子
なかの・まきこ
翻訳家。訳書サイード『ペンと剣』(クレイン1998)『遠い場所の記憶 自伝』(みすず書房2001)『戦争とプロパガンダ 1・2』(1は共訳、みすず書房2002)『イスラエル、イラク、アメリカ――戦争とプロパガンダ3』(みすず書房2003)『裏切られた民主主義――戦争とプロパガンダ4』(みすず書房2003)、エリオット・レイトン『大量殺人者の誕生』(人文書院1995)、ほか。
※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

目次

ヨーロッパvs.アメリカ
イラクについての誤情報
緊急課題
ゆるしがたい無力
偽善の金字塔
責任者は誰だ?
もう一つのアメリカ
ラガドのアカデミー
訳註
訳者あとがき

この本の関連書


「裏切られた民主主義」の画像:

裏切られた民主主義

「裏切られた民主主義」の書籍情報:

四六判 タテ188mm×ヨコ128mm/128頁
定価 1,680円(本体1,600円)
ISBN 4-622-07046-4 C1036
2003年6月24日発行

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