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詩心の風光【新版】

著者
片山敏彦



「戦争は過ぎた。歴史の深刻な動乱は昨日の悪夢のやうである。……われわれは忘れてはならない――われわれの過誤と弱さとを。われわれは絶望してはならない――なぜなら人間性実現の新しい仕事が我々の心と手との営みを待つてゐる。」

片山敏彦『詩心の風光』は、みすず書房が世におくった最初の出版物として、1946年7月1日に刊行されました。凸版印刷、10000部、定価は20円。当時の社名「美篶書房」は、本書の序にも、創業者・小尾俊人の名とともに記されています。
1945年12月の創業から今年で60年、微力ながらも今日まで出版活動を持続できましたのも、ひとえに読者の皆様のご支援の賜物であり、心より御礼申し上げます。出版点数も3600点を数えることができました。この記念の年を締めくくるにあたり、出版の基本理念と創業時の精神の息吹をとどめたく、ここに新版を刊行するしだいです。(2005年12月)


目次


讃頒と追憶――ロマン・ロランを中心として
 四つの頒
  限りなく人間的なるもの――ロマン・ロランへの頒敬
  ゲーテへの頒敬
  ラビンドラナート・タゴールへの頒敬
  マルセル・マルチネへの頒敬
 ロマン・ロランを想ふ
 「内面の旅路」について
 精神の蜜蜂たち
 ヴィラ・オルガの思ひ出

随想と小品
 フランスの春
 下井草から
 ゲーテの詩についての手紙
 初冬日記抄
 象徴性の帯
 朝顔と雪
 秋の河岸の思ひ出
 秋
 早春随想
 春の訪問
 追憶の庭
 フランドルの詩人の姿に
 フランスの村の少年
 優しく強き母性
 フランスへの回想
 魂の贈りもの
 高原の記

読書と書評
 読書の機縁
 モーロアの「作家論」寸感
 寸暇雑束
 「アマイ」
 「三人の乙女」
 「混乱と若き悩み」

美術と音楽
 文学と芸術
 デューラーの水彩画
 ミレーとその作品
 叙情とリズム
 音楽と諸芸術
 音楽と生活
 セザール・フランク
 バッハの一幻影
 日曜の午後の印象
 ロランとベートーヴェン

新版への出版社あとがき


著訳者略歴

片山敏彦
かたやま・としひこ

1898年高知県高知市に生まれる。1924年3月東京帝国大学ドイツ文学科卒業、同年4月より法政大学予科ドイツ語専任教授となる。ロマン・ロランとの親交は翌年の1925年からはじまった。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

この本の関連書


「詩心の風光【新版】」の画像:

詩心の風光【新版】

「詩心の風光【新版】」の書籍情報:

B6判 タテ182mm×ヨコ128mm/408頁
定価 3,240円(本体3,000円)
ISBN 4-622-07180-0 C0095
2005年12月9日発行

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