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ワルシャワ・ゲットー【新版】

捕囚1940-42のノート

NOTES FROM THE WARSAW GHETTO

The Journal of Emanuel Ringelbulm


〈だれもかもが書いていた……ジャーナリストや著作家はもちろんのこと、教師も、一般の人も、若者も――子供たちでさえ。彼らのほとんどは日記をつけていて、そこには当時の悲劇的な出来事が個人的体験のプリズムを通して映し出されていた。しかしこうした膨大な書きものの大部分は、ワルシャワ・ユダヤ人の絶滅とともに消滅してしまった。〉

ワルシャワ・ゲットー。およそ50万ものユダヤ人が壁の内側に閉じ込められ、市民であること、人間であることを否定されていった。恐怖の3年間の最後の時期、住民のほとんどがゲットーから殺戮収容所に送りこまれてしまった頃、武器を手に抵抗が始まった。ドイツ軍は住民を虐殺し、ゲットーは壊滅させられた。

歴史家リンゲルブルムはゲットーの目と耳になり、この破局の物語を命を賭して記しつづけた。街路で出会った人、密輸者、裏切り者、子供たち……さまざまな事件や経験の断片から、ゲットーがみずからの姿を浮かび上がらせてくる。

このノートはひそかに地下深く埋められ、リンゲルブルムは戦後を見ることなく処刑された。戦後、ノートはゲットーの廃墟から発掘され、そこにはゲットーの歴史と生活のすべて、人間の偉大さと卑小さのすべてが、完全なリアリティをもって映し出されていたのである。滅ぼされた人々の息づかいを克明に伝える、類のない貴重な歴史的証言。


目次


序文
ゲットー以前
1 1940年1月
2 1940年2月
3 1940年3月
4 1940年4月
5 1940年1月
6 1940年8月
7 1940年9月
ゲットーに移る
8 1940年10月
9 1940年11月
ゲットー生活
10 1941年12月
11 1941年1月
12 1941年2月
13 1941年3月
14 1941年4月
15 1941年5月
16 1941年6月
17 1941年8月
18 1941年9月
19 1941年10月
20 1941年11月
21 1941年12月
22 1942年1月
23 1942年4月
24 1942年5月
21 1942年6月
ゲットーの壊滅
26 1942年7-12月
編者のあとがき
訳者のあとがき
年表


著訳者略歴

エマヌエル・リンゲルブルム
Emmanuel Ringelblum

1900年東部ガリツィアの町に生れる。1919年ワルシャワ大学に入学、民衆教育の実践家、社会奉仕家、政党員としても活動する。【1927年博士論文「ワルシャワにおけるユダヤ人の歴史――1527年の追放まで」を完成。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
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※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

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ワルシャワ・ゲットー【新版】

「ワルシャワ・ゲットー【新版】」の書籍情報:

四六判 タテ188mm×ヨコ128mm/416頁
定価 4,536円(本体4,200円)
ISBN 4-622-07249-1 C1022
2006年11月10日発行

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