みすず書房

荒ぶる自然、立山マンダラ。
4mを越す積雪で、立山は真っ白に際立つ。太陽の勢いが増すにつれ、雪は解け、表情を変えていく。
梅雨がさらに雪を消す。
雪から解き放された地面では瞬く間に高山植物が芽を出し、
葉を広げ、花を咲かせ、ひととき青山となる。
秋の長雨が降り、日差しが弱まり、山は錦秋に彩られる。
そして、気温がいっそう下がり、雪氷の季節に戻る。
立山に、水がめぐる。季節がめぐる。

お詫びと訂正

本年3月に刊行しました、『天空の立山 森下恭写真集』の87ページ(「あとがきに代えて」)において、「立山黒部貫光株式会社」の社名を誤って印刷してしまいました。立山黒部貫光株式会社様はじめ著者の森下様、関係者の方々、および読者の皆様に、謹んでお詫びして、以下のとおり訂正いたします。

(誤)立山黒部観光株式会社  (正)立山黒部貫光株式会社

関連リンク