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父が子に語る世界歴史 7

中東・西アジアのめざめ

GLIMPSES OF WORLD HISTORY


「中東・西アジアは、かつて世界の回転軸だった。しかしその後、数世紀にわたって歴史の潮流からはずれ、入江となった。それが今ふたたび、本流に押し戻される」。

第一次世界大戦のあと、全世界的に経済が疲弊し、並行して、西欧列強と日本による帝国主義的な侵略が進んだ。その手段となった搾取とテロルは、「委任統治」「大衆の福祉」「後進民族の自治のための訓練」などの美辞麗句でくるまれる。抵抗する側のアジア、中東、西アジアのナショナリズムは急激に高まったが、しかし、19世紀的デモクラシーは、いたるところで足場を失っていった。デモクラシーはなぜ、四面楚歌に陥ってしまったのか。ネルーの苦悩の問いかけは続く。

全8巻


「父が子に語る世界歴史 7」の著訳者:

ジャワハルラル・ネルー
Jawaharlal Nehru
1889年生まれ。インドの政治家、民族独立運動の指導者。英国の支配に抵抗、1945年までに下獄9回、人生の最盛期を獄中に過ごした。この間、ガンディの不服従非暴力運動にも協力した。1947年の独立とともに、首相、外相および連邦関係相を兼ねた。49年連邦首相会議、55年バンドンのアジア・アフリカ会議と内政に外交に多面的な活躍をした。その反帝国主義、反植民地主義、反人種差別主義には戦後世界をリードしていく歴史感覚と民衆への愛情があった。1964年歿。おもな著書『自叙伝』(「世界の名著」63、中央公論社、1967)、『インドの発見』(全2巻、岩波書店、1953-56)ほか。
※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
大山聰
おおやま・さとし
1915年東京に生まれる。1938年東京大学文学部卒業。早稲田大学、東京都立大学教授、成城大学文学部教授、および東京芸術大学、早稲田大学講師を歴任。訳書 ティボール・メンデ『ネールは主張する』ほか。2002年歿。
※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

目次

163 エジプト独立戦争
164 イギリス軍駐留化の独立とは?
165 西アジアと世界政治
166 アラブ諸国 シリア
167 パレスティナとトランス=ヨルダン
168 アラビア 中世からの飛躍
169 イラクと空爆の力
170 アフガニスタンなど
171 革命の挫折 ドイツと中欧諸国
172 ふるい債務の新しい支払い方法
173 通貨のふしぎな性質
174 作用と反作用
175 ムッソリーニとイタリアのファシズム
176 民主主義と独裁政治
177 中国における革命と反革命
178 世界に挑戦する日本
179 ソヴィエト連邦
180 五か年計画
181 ソ連の成功と失敗
182 科学の前進
183 科学の善用と悪用
訳注
地図
西アジアのめざめ
アラブ諸国
イブン・サウードのアラビア
アフガニスタン
ヨーロッパにおけるフランス勢力圏
イタリアと地中海
中国革命
日中戦争
ソヴィエト連邦の中央アジア開発

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父が子に語る世界歴史 7

「父が子に語る世界歴史 7」の書籍情報:

四六判 タテ188mm×ヨコ128mm/256頁
定価 2,310円(本体2,200円)
ISBN 4-622-08017-6 C0320
2003年4月24日発行

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