みすず書房

2011年9月1日発売
定価 330円(本体300円)

目次

協同する不可視な「隣人」
 大震災と「生ける死者」
若松英輔
賛々語々 17
 震災忌
小沢信男
メディアの現在史 25
 グラドルと人文書の空間
大谷卓史
傍観者からの手紙 86
 「ヨハネ黙示録」
外岡秀俊
池内紀の〈いきもの〉図鑑 108池内紀
落語と精神分析 9
 男はつらいのか——「明烏」の旦那の変容
藤山直樹
被災地を歩きながら考えたこと 4
 震災以降に悩む建築と美術
五十嵐太郎
怒濤のすもう不案内日記 9
 秋場所と相撲教習所
森まゆみ
ふるほん行脚 87
 未踏の街、平塚へ篇
田中眞澄
図書館に通う 8
 『ドクトル・ジバゴ』とアメリカ文化センター
宮田昇
ライファーズ 償いと回復の道標 7
 LA——コンプトン
坂上香
山と渓に遊んで 16
 奥利根で沢登りの真髄に開眼する
高桑信一
山小屋便り 65
 言葉が人を動かす
佐々木幹郎
住まいの手帖 67
 「シルバーハット」
植田実
ヘテロトピア通信 24
 批判的地域主義
上村忠男
表紙写真・Night Birds高橋万里子