家族の表象

中井久夫

患者になる人は幼い時から一家の調停者であったかも知れない。
統合失調症の患者の幼い時の特徴は「いい子」「手のかからぬ子」そして「エピソードをまわりが思い出せぬ子」である。
(「家族の表象」1983)

過保護という言葉は、むしろ逃げ口上に使われることが多い。 ...