みすず書房

J・ウィーラー=ベネット

Sir John W. Wheeler-Bennett

1902年生まれ。イギリスの歴史家。1946年ニュルンベルク裁判の検察部イギリス代表に属す。1946-48年、接収ドイツ外務省文書編集に従事。46-50年オックスフォード大学 New College で国際関係論を講義。50-57年同大学の St Anthony College 評議員。1975年歿。著書に『軍備縮小問題への報告』(1925)、『安全保障問題の報告』(1927)のほか『ヒンデンブルクからヒトラーへ——ナチス第三帝国への道』(1936)、『ブレスト=リトフスク——忘れられた平和、1918年3月』(1938)、『ミュンヘン会議、悲劇の序曲』(1948)『国防軍とヒトラー』1・2(1954、邦訳みすず書房、2002)『皇帝ジョージ六世の生涯と治世』(1958)、『クリオへの花冠』(1967)などがある。