みすず書房

フアン・ゴイティソーロ

Juan Goytisolo

1931年、バルセローナに生まれる。フランコ体制下での創作活動の限界から1956年にパリに移住。現在、パリとマラケシュを往来しながら文筆活動を続けている。小説には『フィエスタス』(1956)、『アイデンティティーの証明』(1966)、『戦いの後の光景』(1982)、『マルクス家の系譜』(1993)、『包囲の包囲』(1995)、評論集『サラセン年代記』(1981)など。1985年、エウロパリア賞、1993年、ネリー・ザックス賞を受けた。