みすず書房

ハインツ・コフート

Heinz Kohut

1913年ウイーンに生まれる。ウイーン大学医学部卒業。同大学医学博士。1940年米国に渡り、シカゴ大学で精神医学と神経学を学ぶかたわらシカゴ精神分析研究所で教育分析を受け、1948年大学卒業後、同研究所教育スタッフとなる、1964年アメリカ精神分析協会会長。自己心理学の立場を確立した。シカゴ大学の精神医学の講師を務め、1972年からシンシナティ大学客員教授も務めた。1981年歿。著書『自己の分析』(水野・笠原監訳、みすず書房1994)、『自己の修復』(本城・笠原監訳、みすず書房1995)など。