みすず書房

G・M・トレヴェリアン

George Macaulay Trevelyan

1876年、政治家にして歴史家のサー・ジョージ・オットー・トレヴェリアンを父として、ストラットフォード・オン・エーヴォンに生れる。ハロー校、ケンブリッジのトリニティ・コレッジに学び、1927年ケンブリッジ大学の近代史欽定講座担当教授、1940年トリニティ・コレッジ学長となる。著作には、『スチュアート朝のイングランド』(1904)『ガリバルディ三部作』(1907-11)『19世紀イギリス史』(1922)『イギリス史』(1926、邦訳、みすず書房、1973-75)『アン女王治下のイギリス』(1930-34)『イングランド革命、1688-89』(1938、邦訳、みすず書房、1978)等があり、その歴史記述は自由主義的信念とイギリス史の詩人とよばれるにふさわしい詩的叙述に満ちている。1962年歿。