みすず書房

ルードルフ・ボルヒャルト

Rudolf Borchandt

1877年東プロイセンに生れる。ベルリン、ボン、ゲッティンゲンで古典文献学、考古学、芸術史等を学び、ホーフマンスタール、R・A・シュレーダーと親交を結んで詩作を開始。1906年以降イタリアのトスカーナに定住。詩人、批評家、翻訳者として著名。代表作に、詩作品:『ヨーラムの書』(1907)『初期詩集』(1920)『ドゥーラント』(1920)『雑詩集』(1924)『ヤンボス』(1967)、詩劇:『受胎告知』(1920)『降誕劇』(1922)、小説:小説集『希望なき一族』(1929)、評論:『形式についての対話』(1905)『ヴィラ』(1907)評論集『展開と論述』(1928)『ピサ』(1960)、翻訳:ダンテ『新生』(1922)『偉大なトゥルバドゥール』(1924)ピンダーロース『祝勝歌』(1929/30)ダンテ『神曲』(1930)、講演:『ホーフマンスタール』(1905)『詩の秘密』(1930)『ウェルギリウス』(1930)など多数。