みすず書房

下河辺美知子

しもこうべ・みちこ

成蹊大学文学部教授。専攻は文学批評理論およびアメリカ文学・アメリカ文化・精神分析批評。著書『歴史とトラウマ——記憶と忘却のメカニズム』(作品社、2000)『トラウマの声を聞く——共同体の記憶と歴史の未来』(みすず書房、2006)『グローバリゼーションと惑星的想像力——恐怖と癒しの修辞学』(みすず書房、2015)。編著『アメリカン・テロル——内なる敵と恐怖の連鎖』(彩流社、2009)『アメリカン・ヴァイオレンス——見える暴力、見えない暴力』(彩流社、2013)。訳書にキャシー・カルース『トラウマ・歴史・物語——持ち主なき出来事』(みすず書房、2005)、キャシー・カルース編『トラウマへの探求——証言の不可能性と可能性』(監訳、作品社、2000)、バーバラ・チェイス・リボウ『大統領の秘密の娘』(作品社、2003)などがある。