みすず書房

佐々木幹郎

ささき・みきろう

1947年奈良県生まれ。詩人。同志社大学文学部中退。2004年完結の『新編中原中也全集』(全5巻別巻1・角川書店)編集委員。2002-2007年、東京藝術大学大学院音楽研究科音楽文芸非常勤講師。詩集『死者の鞭』(構造社1970/国文社1976)『音みな光り』(思潮社1984)『蜂蜜採り』(書肆山田1991/高見順賞)『砂から』(書肆山田2002)『悲歌が生まれるまで』(思潮社2004)『明日』(思潮社2011/萩原朔太郎賞)、評論・エッセイ『中原中也』(筑摩書房1988/サントリー学芸賞)『河内望郷歌』(五柳書院1989)『カトマンズ・デイドリーム』(五柳書院1993)『都市の誘惑——東京と大阪』(ティビーエス・ブリタニカ1993)『自転車乗りの夢——現代詩の20世紀』(五柳書院2001)『アジア海道紀行——海は都市である』(みすず書房2002/読売文学賞)『やわらかく、壊れる——都市の滅び方について』(みすず書房2003)『パステルナークの白い家』(書肆山田2003)『中原中也 悲しみからはじまる』(シリーズ《理想の教室》、みすず書房2005)『雨過ぎて雲破れるところ——週末の山小屋生活』(みすず書房2007)『人形記——日本人の遠い夢』(淡交社2009)『旅に溺れる』(岩波書店2010)『田舎の日曜日——ツリーハウスという夢』(みすず書房2010)『瓦礫の下から唄が聴こえる——山小屋便り』(みすず書房2012)ほか。
2020年、第一回大岡信賞受賞。