みすず書房

西平直

にしひら・ただし

1957年、甲府市生まれ。信州大学卒。東京都立大学大学院を経て、東京大学大学院博士課程修了。東京大学教育学研究科准教授、京都大学大学院教育学研究科教授を経て、2022年より上智大学グリーフケア研究所(副所長・大阪)。教育人間学、死生学、哲学。主な著書に、『エリクソンの人間学』(1993)『魂のライフサイクル』(1997)『教育人間学のために』(2005)『世阿弥の稽古哲学』(2009)『ライフサイクルの哲学』(2019、以上、東京大学出版会)、『シュタイナー入門』(講談社現代新書、1999)、『無心のダイナミズム』(岩波現代全書、2014)、『誕生のインファンティア』(2015)『内的経験 こころの記憶に語らせて』(2023、以上みすず書房)、『稽古の思想』(2019)『修養の思想』(2020)『養生の思想』(2021、以上、春秋社)、『井筒俊彦と二重の見』(2021)『西田幾多郎と双面性』(2021、以上、ぷねうま舍)など。共編著に、『宗教心理の探究』(2001)『シリーズ死生学 3・ライフサイクルと死』(2008)『生涯発達とライフサイクル』(2014、以上、東京大学出版会)、『講座ケア 3・ケアと人間』(ミネルヴァ書房、2013)、『無心の対話』(創元社、2017)など。訳書に、E・H・エリクソン『青年ルター』(全2巻、みすず書房、2002、2003)、同『アイデンティティとライフサイクル』(誠信書房、2011)など。