みすず書房

五十嵐太郎

いがらし・たろう

1967年パリ生まれ。1992年、東京大学工学系大学院建築学専攻修士課程修了。博士(工学)。東北大学大学院工学研究科教授。建築史・建築批評。第11回ヴェネツィア・ビエンナーレ国際建築展(2008年)日本館展示コミッショナー、あいちトリエンナーレ2013芸術監督。「戦後日本住宅伝説」展(2014-15年)、「インポッシブル・アーキテクチャー」展(2019-20年)、「Windowology」展(2020-21年)監修、「3.11以後の建築」展(2014-15年)ゲストキュレータ、「窓」展(2019-20年)学術協力。著書『新宗教と巨大建築』(講談社現代新書2001/ちくま学芸文庫2007)『戦争と建築』(晶文社2003)『過防備都市』(中公新書ラクレ2004)『現代建築のパースペクティブ』(光文社新書2004)『美しい都市・醜い都市——現代景観論』(中公新書ラクレ2006)『現代建築に関する16章——空間、時間、そして世界』(講談社現代新書2006)『「結婚式教会」の誕生』(春秋社2007)『映画的建築/建築的映画』(春秋社2009)『現代日本建築家列伝——社会といかに関わってきたか』(河出ブックス2011)『被災地を歩きながら考えたこと』(みすず書房2011)『日本建築入門——近代と伝統』(ちくま新書2016)『ル・コルビュジエがめざしたもの——近代建築の理論と展開』(青土社2018)『モダニズム崩壊後の建築——1968年以降の転回と思想』(青土社2018)『建築の東京』(みすず書房2020)、共著『ビルディングタイプの解剖学』(王国社2002)『建築と音楽』(NTT出版2008)『ぼくらが夢見た未来都市』(PHP新書2010)、編著『見えない震災』(みすず書房2006)『ヤンキー文化論序説』(河出書房新社2009)『空想 皇居美術館』(朝日新聞出版2010)『3.11/After』(LIXIL出版2012)『レム・コールハースは何を変えたのか』(鹿島出版会2014)ほか。