みすず書房

磯前順一

いそまえ・じゅんいち

1961年茨城県生まれ。静岡大学人文学部日本史・考古学専攻卒業。東京大学大学院人文科学研究科宗教学専攻博士課程中退。国際日本文化研究センター准教授。著書として『近代日本の宗教言説とその系譜——宗教・国家・神道』(岩波書店、2003年)、『記紀神話のメタヒストリー』(吉川弘文館、1998年)、『宗教を語りなおす——近代的カテゴリーの再考』(共編、みすず書房、2006年)、『マルクス主義という経験——1920-1940年代の日本と学問』(共編、青木書店、2007年)、『喪失とノスタルジア』(2007年)、『ナラティヴの権利』(ともにみすず書房、2009年)他。歴史、宗教、文学などの諸実践・言説を横断しながら、人間のつながりと表現行為の意味を模索している。