みすず書房

大石又七

おおいし・またしち

1934年、静岡県榛原郡吉田町に生まれる。1948年から漁師となり、1953年に新たにできたマグロ漁船第五福竜丸に乗船、5度目の航海中の1954年3月1日、ビキニ環礁で被爆。長い入院生活の後、東京でクリーニング店を営みながら、自らの体験談を中心に核廃絶や平和を願って活動。2021年3月7日死去。著書『死の灰を背負って』(新潮社、1991)『ビキニ事件の真実』(みすず書房、2003)他。