みすず書房

小倉孝誠

おぐら・こうせい

1956年生まれ。慶應義塾大学教授。専門は近代フランスの文学と文化史。特に身体、病理、ジェンダーなどを手掛かりに、十九世紀の文学、芸術、社会、思想を総合的に読み解いている。また、回想録、自伝、日記など、自己を語るエクリチュールの体系的な研究をめざしている。著書に『19世紀フランス』(人文書院)『歴史と表象』(新曜社)『〈女らしさ〉はどう作られたのか』(法藏館)『推理小説の源流』(淡交社)『『パリの秘密』の社会史』(新曜社)など。