みすず書房

マルグリット・デュラス

Marguerite Duras

1914年、ヴェトナム(旧仏領インドシナ)ギアダンに生まれる。1932年、大学教育を受けるためパリへ移住。1943年『あつかましき人々』で作家デビュー、1951年『太平洋の防波堤』で地位を確立した。1984年『愛人』でゴンクール賞受賞。映画では『二十四時間の情事』(アラン・レネ、1960)をはじめ他の監督のために数本のシナリオを書いた後、1961年『ラ・ミュジカ』で監督デビュー。『インディア・ソング』(1974)『ヴェネツィア時代の彼女の名前』(1976)『トラック』(1977)『大西洋の男』(1981)など、トーキー映画史を画する19本の作品を残して1996年歿。