みすず書房

野崎歓

のざき・かん

1959年生まれ。東京大学大学院准教授。専門はフランス近・現代文学、映画論。19世紀文学の研究に右足を、現代小説の翻訳・紹介に左足をおき、映画も視野に収めて文化研究の新たな可能性を追う。著書に『ジャン・ルノワール越境する映画』(青土社)、『フランス小説の扉』(白水社)、『谷崎潤一郎と異国の言語』(人文書院)、『香港映画の街角』(青土社)、『五感で味わうフランス文学』(白水社)、『赤ちゃん教育』(青土社)など。訳書にルノワール『ジョルジュ大尉の手帳』(青土社)、トゥーサン『愛しあう』(集英社)、ウエルベック『素粒子』(筑摩書房)、グランベール『ある秘密』(新潮社)、ガイイ『ある夜、クラブで』(集英社)、バルト『いかにしてともに生きるか』(筑摩書房)など。