みすず書房

シャルル=ルイ・フィリップ

Charles-Louis Philippe

1874年生まれ。フランスの作家。セリイという小さな町に木靴職人の子として生まれる。リセ卒業後パリに出て、市役所勤めのかたわら創作活動。娼婦との同棲体験から生まれた小説『ビュビュ・ド・モンパルナス』を発表。ラルボー、ジッド、エリ・フォールらと交友をもつ。夭折の晩年、ジロドゥーの依頼によって「ル・マタン」紙に書いたコントが、『小さな町で』と『朝のコント』として死後出版された。日本での人気は格別である。1909年歿。