水島治郎

1967年東京都生まれ。東京大学教養学部卒業。1999年、東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了。1994-95年にライデン大学留学。日本学術振興会特別研究員、甲南大学法学部助教授などを経て、現在　千葉大学大学院社会科学研究院教授。専攻はオランダ政治史、ヨーロッパ政治史、比較政治。著書　『反転する福祉国家：オランダモデルの光と影』（岩波書店、2012、第15回損保ジャパン記念財団賞）、『ポピュリズムとは何か：民主主義の敵か、改革の希望か』（中公新書、2016、第38回石橋湛山賞）、『隠れ家と広場：移民都市アムステルダムのユダヤ人』（みすず書房、2023、第36回和辻哲郎文化賞最終候補作）、『ポピュリズムという挑戦：岐路に立つ現代デモクラシー』（編著、岩波書店、2020）、『アフターコロナの公正社会：学際的探究の最前線』（共編著、明石書店、2022）、他に共著・編著多数。訳書　L・ファン・プールヘースト『東京裁判とオランダ』（みすず書房、1997）、R・フェルフーフェン『アンネ・フランクはひとりじゃなかった』（共訳、みすず書房、2022）ほか。