みすず書房

パオロ・ロッシ

Paolo Rossi

1923年ウルビーノに生まれる。フィレンツェ大学において、イタリアにおけるルネサンス研究の泰斗エウジェニオ・ガレンに学び、近代思想史研究をはじめる。同大学を卒業後、ミラノ、カリアーリ、ボローニァの各大学で教鞭をとり、1965年母校であるフィレンツェ大学の哲学史教授となる。とくに16-17世紀のイデア史および歴史叙述法を専攻、数多くの著作のうち邦訳されたものに『普通の鍵』(国書刊行会)、『哲学者と機械-近代初期における科学・技術・哲学』(学陽書房)がある。