みすず書房

下地明友

しもじ・あきとも

1947年、沖縄宮古島生まれ。1973年熊本大学医学部卒業。同大学医学部精神神経医学講座助教授を経て、2005年より熊本学園大学大学院社会福祉学研究科福祉環境学専攻教授。専攻は、臨床精神医学、神経病理学、医療人類学、水俣学。著書に『〈病い〉のスペクトル——精神医学と人類学の遭遇』(金剛出版、2015)、『多文化間精神医学』(共著、中山書店、1998)、『文化精神医学序説』(共著、金剛出版、2001)、『高齢社会──どう変わる、どう生きる』(共著、九州大学出版会、2003)ほか。訳書(共訳)に、グッド『医療・合理性・経験』(誠信書房、2001)、ヤング『PTSDの医療人類学』(みすず書房、2001)、クラインマン『精神医学を再考する』(みすず書房、2012)、ショーター『精神医学歴史事典』(みすず書房、2016)。